29坪の平屋に、どこまで詰め込める

  • 2026.10.25
  • スタッフブログ

水戸で平屋を考えるなら知っておきたい、間取りの話。

こんにちは!!

最近は平屋のことばかり書いている鈴木です。

前回は、平屋と庭のつながりについて書いてみました。

今回は少し視点を変えて、間取りのお話。

平屋を検討している方から、よく聞かれることがあります。

「平屋って、何坪くらいあれば十分なんですか?」

これ、なかなか難しい質問なんですよね。

というのも、同じ30坪でも、間取りの考え方によって暮らしやすさは大きく変わるからです。

部屋を広くすることを優先するのか。

収納を充実させるのか。

家事のしやすさを考えるのか。

何を大切にするかによって、必要な広さも変わってきます。

僕自身、いい間取りって、単純に部屋が広いとか、収納が多いとか、そういうことだけではないと思っています。

必要な場所に、必要な広さがあること。

そして、そのひとつひとつが、ちゃんと暮らしにつながっていること。

今回は、弊社のオリジナル平屋「STAYBACK」の29坪プランを例に、そんな間取りの話をしてみようと思います。


1. 29坪の平屋って、狭い? 広い?

まずは今回の間取りをご紹介します。

延床面積は96.06㎡、約29坪。

間取りは3LDKです。

約22帖のLDKに、6帖の主寝室と4.5帖の子ども部屋が2つ。

さらに、3帖のウォークインクローゼット、3

帖のランドリールーム、2帖のシューズクローク。

キッチンにはパントリーも設けています。

こうして並べてみると、29坪でも意外といろいろ入ると思いませんか?

もちろん、すべての部屋を広く取れるわけではありません。

例えば、子ども部屋は4.5帖。

「ちょっと狭いんじゃない?」

と思う方もいるかもしれません。

でも、子ども部屋って本当に6帖必要でしょうか。

勉強をする。

寝る。

自分の時間を過ごす。

そんな使い方を考えると、4.5帖でも十分というご家庭は多いと思います。

もちろん、部屋で趣味を楽しみたいとか、大きな家具を置きたいという場合には、もう少し広さが欲しくなるかもしれません。

大切なのは、数字だけで広い・狭いを判断しないこと。

その部屋で、何をするのか。

そこから必要な広さを考えていく方が、無駄のない間取りになると思っています。


2. 家族が集まる場所には、ゆとりを。

今回のSTAYBACKで、僕がまず注目してほしいのはLDKです。

リビングが約10帖。

ダイニング・キッチンが約12帖。

合わせて約22帖の空間になっています。

 

29坪の平屋で、22帖のLDK。

なかなかゆとりのある計画だと思います。

ただ、ここでも大切なのは広さだけではありません。

ソファに座ってテレビを見る時間。

ダイニングで家族と食事をする時間。

キッチンで料理をしながら、リビングにいる家族と話す時間。

同じLDKでも、過ごし方はいろいろあります。

だからこそ、リビングとダイニングをどう配置するのか、キッチンから何が見えるのか、といった部分が大切になってきます。

今回のプランでは、キッチン・ダイニングとリビングをつなげながら、それぞれの居場所も感じられるような構成になっています。

そして、リビングの先にはテラス。

前回のブログでも書きましたが、僕はこの庭とのつながりが結構好きなんですよね。

室内の広さだけを追い求めるのではなく、窓の向こうまで暮らしが広がっていく。

そういう空間のつくり方も、平屋の魅力だと思っています。

ここ最近のお客様は特に、広いLDKを希望される方が多い印象です。

このプラン自体、18畳の縦リビング(玄関に対して)からお客様のご要望を受けて考案されていて

僕らは横リビングと呼んでいます。

個人的には横のリビングの方が掃き出しの窓に対してLDKを広く取れるので明るくなりますね。

これオススメです。

 


3. 家事動線は、毎日の小さなストレスを減らす。

次に注目してほしいのが、ランドリールームとウォークインクローゼットの配置です。

今回のプランでは、この2つを隣り合わせにしています。

 

これ、地味に見えるかもしれませんが、結構大切なポイントです。

例えば、洗濯。

洗う。

干す。

畳む。

しまう。

毎日のことだからこそ、この一連の動作がスムーズにできるかどうかで、暮らしやすさは変わってきます。

洗濯物を取り込んで、家の反対側にあるクローゼットまで運ぶ。

一回なら大したことはありません。

でも、それが毎日となると、意外と面倒だったりしますよね。

ランドリールームと収納を近くに配置することで、そうした移動を減らしやすくなります。

ただし、隣り合わせにすれば何でも解決するわけではありません。

室内干しをするのか。

乾燥機を使うのか。

家族全員の衣類をまとめて収納するのか。

それとも、それぞれの部屋に収納するのか。

生活スタイルによって、使いやすい間取りは変わります。

なので、僕は家事動線を考えるとき、単純に移動距離を短くすることよりも、

普段、どんな順番で家事をしているのか。

そこを考えることが大切だと思っています。

このプラン寝室から直でWICなんですよ。

ちょっと海外とかでよくあるドレスルームみたいでかっこいいですよね。


4. 収納は、多ければいいわけじゃない。

今回のプランには、3帖のウォークインク

ローゼットのほかに、パントリーと2帖のシューズクロークがあります。

収納をしっかり確保しているのも特徴のひとつです。

でも、収納って、ただたくさんつくればいいわけではないんですよね。

例えば、玄関。

靴はもちろん、傘やアウトドア用

品、子どもの外遊び道具など。

玄関周りに置いておきたいものって、意外と多いと思います。

そうしたものをシューズクロークに収納できれば、玄関をすっきり保ちやすくなります。

キッチンのパントリーも同じです。

食品のストックや調理器具など、キッチンの近くに置いておきたいものを収納する。

使う場所の近くに、必要な収納がある。

これだけでも、日々の暮らしは結構変わります。

逆に、収納を増やしすぎることで、ほかの部屋が狭くなってしまうこともあります。

だからこそ、収納も広さではなく、使い方から考えたい。

何を、どこに、どのくらいしまいたいのか。

そこが整理できると、必要な収納量も自然と見えてくると思います。

このお家実はキッチンの腰壁収納もあって一つずつの収納はあまり大きくないですが

至る所に細かく物をしまえる。

子供部屋の間にも本当にちょっとした収納があり、実際に住むと言うことを考えても

痒いところに手が届く そんなプランになっています。


5. いい間取りは、何かを選んでいる。

ここまでSTAYBACKの29坪プランをご紹介してきましたが、当然、すべての方にとってこの間取りが正解というわけではありません。

もっと大きな子ども部屋が欲しい方もいるでしょうし、書斎や趣味の部屋が欲しい方もいると思います。

ランドリールームより、広いリビングを優先したいという方もいるかもしれません。

それでいいと思うんです。

そもそも、家づくりって、すべての希望を無条件に叶えられるもの

ではありません。

土地の広さ。

建築費用。

家族構成。

そして、これからの暮らし方。

いろいろな条件がある中で、何を大切にするのかを考えていくものだと思っています。

今回のSTAYBACKは、約29坪という広さの中で、家族が集まるLDKにゆとりを持たせながら、家事スペースや収納もしっかり確保したプランです。

その一方で、個室は比較的コンパクトにしています。

つまり、すべてを同じように広くするのではなく、空間の使い方にメリハリをつけているんですね。

僕は、こういう考え方が結構好きです。

広い家がいい家とは限らない。

小さな家が暮らしにくいとも限らない。

大切なのは、限られた広さをどう使うか。

そして、そこに暮らす人が何を大切にしたいのか。

それが間取りに表れている家って、やっぱりいい家だと思うんですよね。

これは僕が住宅営業を始めた時に一番最初に教えてもらった言葉で

『家づくりは右手が上がれば、左手が下がる』

全ての希望は叶えるのは難しいと言うことです。

ただ、鈴木良工務店としてはお客様の話を聞いて優先順位を整理してより良い提案が

できるように取り組んでいます。

 


水戸で、自分たちらしい平屋を。

今回は、弊社オリジナルの平屋「STAYBACK」を例に、29坪の間取りについて考えてみました。

間取り図を見ていると、どうしても帖数や収納の大きさに目がいきがちです。

もちろん、それも大切なこと。

でも、僕はもう少し先のことまで想像してみてほしいと思っています。

朝起きてから、家を出るまでの時間。

仕事から帰ってきて、家族と過ごす時間。

休日に、何も予定を入れずにのんびりする時間。

そういう何気ない毎日が、どんなふうに流れていくのか。

間取りを考えるって、本来そういうことなんじゃないでしょうか。

そして、同じ29坪でも、暮らす人が違えば、きっと違う正解があるはずです。

だから僕は、間取り図を見るとき、

「この家は何帖あるんだろう?」

だけではなく、

「この家だったら、どんな暮らしができるだろう?」

そんなふうに考えてもらえたら嬉しいです。

鈴木良工務店では、水戸市を中心に、ひたちなか市・那珂市・笠間市など茨城県央エリアで、平屋を中心に家づくりを行っています。

今回ご紹介したSTAYBACKも、僕たちが提案している平屋のひとつです。

STAYBACKの詳しいご紹介はこちら

間取り図だけでは分からない広さの感覚や、空間のつながり。

そうしたものは、実際に建物を見ていただくと、また違った発見があると思います。

ぜひ一度、モデルハウスにも遊びに来てください。

どんな間取りにしたいのか。

その前に、どんな暮らしがしたいのか。

そんなお話から、おしゃれでかっこいい家づくりを考えていけたらと思っています。

モデルハウスの見学はこちら


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